小学一年生のある日、鉛筆削りが手近に無かった私は、兄のカッターで鉛筆を削り始めました。削り方は映画看板の職人だった母方祖父の見よう見まね、覚えているがままに・・・でした。初めてにしては中々うまく削れたと思いますが、2本、3本と削っていく内に、もっと上手く、もっと完璧に鉛筆を削りたくなっていったのです。そしていつしか、鉛筆を人形に彫って鉛筆一家を作るようになっていました。
鉛筆彫り(削り)のハマりようは少し異様で、授業中に机の中で、鉛筆とカッターを隠しながら指先の感覚だけで鉛筆一家を作成していたら、手が血だらけになってしまい、担任の先生やクラスメイト達を酷く怯えさせてしまうという事もありました。
というような意味合いになっているのです。
新たなる命を宿らせる。
私の作品を人生の一部にしてくれる方達に作品自体がインスピレーションになれたら、と思います。
1:12スケール、1:24スケールのドールハウスの球体関節人形
銃の薬莢を土台とした、木製の小さな置物
木やレジン、粘土等をパーツの一部としたミクストメディアの人形
オリジナルデザインの木のおもちゃ
オリジナルデザインのミクストメディアのアクセサリー
各制作過程はフリッカーやフェイスブック、インスタグラム等で公開することがあります。手彫りや手縫いがメインなので、制作時間もその分長くなります。
Daphne's Diary 4th Edition -2016- 雑誌掲載
Art Doll Quarterly Halloween Issue -2018- 雑誌掲載
10x10x10x Tieton -2018- ギャラリー参加
ジョージア・ナショナル・フェアグラウンド 純粋美術コンテスト -2018- ミニチュア部門、ミクストメディア部門各1位獲得
Madison Morgan Cultural Center Juried Art Exhibition "The Chair Show" -2020- ギャラリー参加
サウスウォークス・ナショナル 展示審査会 -2021 3D 1位獲得
ジョージア・ナショナル・フェアグラウンド 純粋美術コンテスト -2021 ミスクとメディア部門1位獲得